小さなミラクル通信

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50歳でつわり?

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50歳になったばかりの女性が体調の悪さと気分の落ち込みを改善するために、心理カウンセリングを始めました。

半年くらい前に娘さんが結婚して、30年ぶりに夫婦二人の生活になりました。
それとほぼ同時に旦那さんが長く務めた仕事を早期退職して、家にずっといるようになりました。
また時期を同じくして、近くに住む高齢の母が認知症と診断されました。
もともと口うるさい旦那さんでしたが、初めて24時間一緒にいると、鬱陶しさは想像をはるかに超えてました。
若いころは穏やかだったお母さんは、認知症と診断されたころから人が変わったようにとても攻撃的です。
女性は次第に体のだるさを感じるようになり、前は明るく活動的だったのに、自分の性格まで変わってしまったと思うようになりました。

つわりとそっくりな吐き気

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初回のこの女性の訴えは
「めまいと吐き気がして何も食べることができず、こんなことが続くと死ぬのではないかととても不安」でした。
吐き気は30年前に娘さんを妊娠してた時のつわりとそっくりだといいます。
めまいと吐き気の症状を改善しようと、あらゆる検査や何人もの医者の診断を受けました。
しかしそのたびに言われたのが「体に異常はありません。心の問題だから 心理カウンセリングを受けてください」でした。

とても心の問題とは思えない

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そして私のカウンセリングルームにやってきたのですが、女性はこれが心の問題だとは思っていません。
なぜなら女性が一番心配しているのが、つわりのような症状でご飯がたべられないことです。
しかしこれは心の状態が体の症状として出る心の病気、身体症状症が「つわりのような症状」として表れたものです。
また女性にはこの状態に対する強い不安感抑うつも認められました。

投薬と自律神経安定トレーニングで劇的に症状が改善

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まず身体症状を少しでも向上させるため、精神科医から薬を処方してもらうことを勧め、薬は トリプタノール(三環系抗うつ剤)と 抗不安剤が処方されました。
また、週一回50分の心理カウンセリングでは、話すことを通して気持ちを吐き出し、心の整理をしてもらいました。
同時にバイオフィードバックによる自律神経安定のトレーニングを行いました。
このトレーニングは、呼吸法を使い自律神経を安定させます。
そして呼吸法トレーニングは上のYoutubeビデオを用いて、家でも毎日行ってもらいました。
この女性は生活の変化から うつ状態になり、自律神経のバランスが極端に崩れたことからめまいと吐き気の症状が現れました。
心理カウンセリング+投薬+自律神経安定トレーニングの組み合わせ治療を8か月続けて、女性の症状はほぼなくなりました。
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