小さなミラクル通信

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納得力を上げるフェア・シンキング

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納得する力、「納得力」が強化されると、イヤなことができるようになったり、人の言葉があまり気にならなくなったり、随分気持ちが楽になります。

今日は納得力を向上するフェア・シンキングを順序だてて説明したいと思います。

日々の生活の中で刺激を受けたり、何かのきっかけとなる出来事が起きると、私達は自分特有の固定観念という考え方や感じ方の物差しに基づいて出来事を解釈します。

この物差しは大体において偏っていると思ってください。

そしてその解釈は自動的思考として私たちの意識の中を行ったり来たりします。

あまりにも偏った物差しによって物事を解釈すると、ほぼ100%ネガティブな感情が生まれます。

それが溜まるとストレス状態になり、さらに進むと燃えつき症候群を発症することもあります。

そこで既存の固定観念を基にでる自動思考に変えて、もう少しフェアな(偏っていない)視点に立った考え方を繰り返し自分に言い聞かせることにより、気持ちを立て直します。

信じられないかもしれませんが、これを地道に続けていくと確実に納得力がついていきます。フェア・シンキングのエクササイズはワークシートを用いて行います。

納得力を上げるフェア・シンキング

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上の表には7つの例が出ていますが、1番の例を使って説明します。


①誰かに傷つく言葉を言われたとします。これがきっかけとなり「あの人に馬鹿にされた」とか「あの人に嫌われている」など既存の固定観念に基づいた歪んだ解釈が頭に浮かびます

③そうすると「悔しい」、「腹立たしい」という感情が生まれます

①から③までがトレーニング前の思考パターンです。①~③までを繰り返すと気持ちは落ち込んでしまいます。

それを避けるためにこのトレーニングを通して、自分を励ます思考を意識の中に植え付けていきます。それが、

④の自分を助ける解釈、人を傷つけるのはあの人の問題である」です。同じようなことが起るたびに、これを繰り返し自分に言って聞かせます。

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初めは「人を傷つけるのはあの人の問題である」と心の底からと思う必要はありません。

しかし継続して自分に言い聞かせることにより、同じような状況下で咄嗟に出る自動思考が次第に変わってきます。

「あの人に馬鹿にされた」に替わって「人を傷つけるのはあの人の問題である」が自然に出るようになります。

フェア・シンキングは認知行動療法に基づいたエクササイズ 

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フェア・シンキングはよく知られている心理療法のひとつ認知行動療法を、かみ砕いてセルフ・エクササイズにしたものです。

認知行動療法アメリカでは最も使われている療法であり、科学研究を通してその効果が実証されています。

良く知られているものとして、ネガティブな出来事を経験した時に活発に活動する、偏桃体という脳の器官が穏やかになるという報告があります。

また2017年に発表された研究では、脳のネットワークが強化され、その結果ストレスや抑うつ感、不安感が軽減すると結論づけています。

フェア・シンキングのエクササイズを気長に続けていくと、脳の活動が穏やかになり心身の健康が向上します。

フェア・シンキングが上手く出来るようになると、ワークシートを使わずに頭の中で瞬時にできるようになり、納得力が大変向上します。