小さなミラクル通信

小さなミラクル探し、ご一緒にどうですか。

守秘義務尊重のため、相談内容は実話から大幅に変更しています

暇は大敵!

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アメリカの心理セラピストは、年に2回かき入れ時を迎えます。アメリカでは心理カウンセリングに保険が利きますので、多くの人が気軽にそして頻繁にカウンセリングを受けるのです。

 

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二月。クリスマスから正月にかけてのバカ騒ぎが終わると、相談に訪れる人の数がぐんと増えます。主な相談は「クリスマス休暇で夫の実家に帰ったら、姑に散々嫌味を言われた」や「年末年始はとても忙しかった。休暇も終わり日常生活に戻ると、これからの生活や仕事のストレスで寝られないんです」など。

 

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そして九月。夏季休暇も終わり、学校の新年度も始まる時期になると「子供の学校が始まってやっと生活が落ち着いた。でもなんだかまた気が滅入って」とか「夏の間は旅行をしたり海に行ったり、家族で行動する行事に翻弄された。それが最近またむなしくて」といった相談が多いのです。

この人たちは一様に「普通の生活にもどり時間に余裕が出たら気持ちが沈んだ」のです。これはとても興味深い現象ですね。気持ちや時間に余裕があるとストレスがなく、気持ちが上向くのではと思いがちですが、実際は逆なのです。

人は忙しくやりがいや生きがいを感じている時に、最も幸福感や満足感を覚える。カウンセリングに訪れる人達と話していると、これは本当のことだなとつくづく思います。

暇は大敵

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時間に余裕がありすぎると心の健康維持が難しくなるのはなぜでしょう。

毎日あたふたバタバタしていると余計なことを考える余裕がありません。一方時間が有りすぎると様々な雑念が出てくるのです。

時間がたっぷり有るから「あーでもないこうでもない」と、気づかぬうちに要らぬことを不必要に考え続け、気持ちが次第に下向きに。気づいたころにはもう急降下の状態です。

日本のお父さんがリタイア後に経験する、むなしさや不機嫌の原因もこれです。また子育てが終わり「空の巣症候群」を患っているお母さんも、同様のむなしさを感じています。つまり心にとって「暇は大敵」なのです。

シニアライフは忙しさの演出から

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若くて子育てや日々の仕事に追われていたころは、考える暇さえありませんでした。特に何かを見つけなくても、やるべきことは常に山積していたのです。

しかしシニアライフは違います。自分から積極的に何かやることを見つける必要があり、そうでなければ誰もかまってくれないのです。

空の巣症候群のS夫人

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S夫人は一人息子が結婚して独立して以来すっかり落ち込んでいました。そして口をついて出るのは、30年連れ添っている夫への不満ばかりです。

「夫は正真正銘の朴念仁で、結婚以来花一輪買ってくれたこともないんですよ。アメリカ生活も経験したのに、レディーファーストなんて考えてみたこともありません」

週に一度面談の面談では、上品な夫人の口元で罵詈雑言が炸裂します。

しかし夫の朴念仁は昨日今日始まったわけではありません。ところがS夫人の夫への攻撃は息子が家を出てから急に始まりました。夫人はそこに気づいていません。

しかし転機はある日おとずれました。夫人は外国人旅行者向け案内所で、ボランティアを始めることにしてみたのです。

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以前は息子がいるからとか、行きにくい場所だからなどと尻込みしていたのですが、始めてみると元来英語が得意の夫人です。

続けるうちに息子がいたとき以上にイキイキしてきてきました。生活はボランティア活動以外には、以前と何も変わっていないし、夫は相変わらず朴念仁のままなのです。

しかし夫人の夫への不平不満は減り、今は「人生バラ色」と、心の底から思っているのだそうです。

何かに打ち込んで寂しさむなしさを吹き飛ばす

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S夫人のように何か打ち込めることを見つけると、雑念が頭の中でグルグルする時間が減少します。すると心の健康が向上して、寂しさやむなしさが自然に消滅していきます。

どのようなことでも良いのですが、定期的に行えて楽しく続けられることが望ましいですね。

何かに打ち込むメソッド 要約

①、打ち込めることを見つける
②、週に2~3回、最低でも1回につき2時間程行う
③、②を細く長く続ける

 何か打ち込むことが見つかると寂しいむなしいは消える!