小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

ギフトボックスの不思議

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 ある時すこぶる不器用な私が、キルト作りに熱中したことがあります。きっかけはグッドナイトムーンという映画です。その中に余命いくばくもない母親が、幼い子供に手作りキルトを残すという話がありました。そのキルトは子供の成長記録写真を布にプリントして、ほかの美しい布地と共に縫い込むというものでした。この「写真を布地にプリントして縫い込む」というアイディアにノックアウトされました。

ちょうどそのころ友人に孫の生まれた人がいて、孫の写真プリントを縫い込んだおくるみキルトを送ることにしました。自分でいうのも気が引けますが、出来栄えは不器用者が作ったとは思えないほど可愛いかったです。

ところがそのキルトを入れてきれいに包装するための箱がありません。そのころの私は薄給にあえぐワーキングガール(古いですねこれも映画の題名です)で、その箱が買えないのです。数日こんな箱がほしいなと思いながら過ごしました。

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そしてある朝。その日は早出で7時半ころ出社し、この写真のようなキュービクルと呼ばれる自分のオフィススペースにつきました。余談ですが、皆さんも映画などで知っているかもしれませんが、アメリカの会社のデスクは私のような平社員でも高いパーティションに囲まれたプライベート空間です。

早朝でだれもいないオフィスはシーンとしています。そしてふとデスクに目をやるとキルトを入れるのにちょうど良い白いカラの箱が置かれているではありませんか。誰だろうと思ったのですが、心当たりは有りません。だって誰にもキルト作りしてる事話してなかったのですから。

狐につままれたような感じでいると、次第に上司や同僚が出社してきました。その人たちに箱を置いたかどうか聞きましたが、答えはNO。私の少し興奮した様子を見て、彼らはどうしたのかと思っているようでした。箱ですか?もちろんありがたく使いましたよ。

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