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小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

「この素晴らしき世界」と心の健康

 

20世紀が「競争や戦い」の時代だったのに対して、21世紀は「精神性や心」の時代と言う人もいます。21世紀になり16年が終わろうとしていますが、まだまだ戦いが世界各地で続いているのは残念ですね。21世紀も終わりころには、私たちの子孫が「やっぱり今世紀は精神性や心の時代だったね」と言える日が来ると良いのですが。

 

六十の手習いで始めたジャズボーカルレッスンも、先日冷や汗ものの発表会も終わり、また新たに練習する曲を選びました。今回はルイ・アームストロングサッチモ)が歌って大ヒットした "What a Wonderful World” 「この素晴らしき世界」 です。

 

 

この歌が作られた1960年代のアメリカは、人種差別撤廃を求める公民権運動や悲惨なベトナム戦争が繰り広げられ、社会が非常に混とんとしている状態でした。そのような状況の中、逆説的なこの歌が大ヒットしたことは、庶民の心の叫びかと思われます。まさに差別の対象者である黒人男性サッチモが、あの笑顔で歌ったことも強いメッセージとして人の心に響いたのではないでしょうか。

 

What a Wonderful World

まず歌詞をご覧下さい。

I see trees of green, red roses too

I see them bloom for me and you

And I think to myself, what a wonderful world.

I see skies of blue and clouds of white 

The bright blessed day, the dark sacred night

And I think to myself, what a wonderful world

The colors of the rainbow, so pretty in the sky

Are also on the faces of people going by

I see friends shaking hands, saying how do you do

They're really saying, I love you

I hear babies cry, I watch them grow

They'll learn much more than I'll ever know

And I think to myself what a wonderful world

Yes, I think to myself what a wonderful world

木々は緑色に、赤いバラはまた、わたしやあなたのために花を咲かせ
そして、わたしの心に沁みてゆく。何と素晴らしい世界でしょう。
空は青く、雪は白く、輝かしい祝福の日には、神聖な夜と
そして、わたしの心に沁みてゆく。何と素晴らしい世界でしょう。
空にはとてもきれいな虹がかかり
また人々は通り過ぎながら、はじめましてと言ったり
友達が握手したりしているのを見かけます。
彼らは心から「愛している」と言い
わたしは赤ん坊が泣くのを聞いたり、成長してゆくのを見ています。
彼らはわたしよりも遥かに多くのことを学び、知ってゆくでしょう。
そして、わたしは心の中で思っています。何と素晴らしい世界
ええ、わたしは心の中で願っています。何と素晴らしい世界なんでしょう。

(古川卓也訳)この素晴らしき世界(日本語訳)

 

 

詩はシンプルで文字通りです。しかしこの歌程「幸せを実感」するとはこういうことだよ、と示しているものはないのではないでしょうか。どのような状況でも空の青さ木々の緑、人々の笑顔に気付くことが出来たら、人々の心の健康は向上します。

 

研究者によると、毎晩夜寝る前に今日起きた良い事や小さな感動、嬉しかったことを3つ書きとめることを続けると、ウツ状態の改善や不安感の解消が見られると報告しています。

こんなことで気持ちが高揚したり不安感が解消されるかなと首をかしげているあなた様、一週間で良いですからちょっと試してみませんか。

 

では、サッチモの熱唱お聞きください(音が出るので気をつけて)

www.youtube.com

写真やイラストはグーグルイメージからお借りしています