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小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

ビクトリアン・ハウスが建ち並ぶ街

懐かしの南カリフォルニア 美しいもの、美しい人、美しい場所

ロスアンゼルスダウンタウンからすぐのアンジェリノ・ハイツにビクトリアン・ハウスが建ち並ぶ通りがあります。通りの名前はキャロル・アベニューといいます。

 

 

 

私が30年程前に通った語学学校のプラナリア先生がこの通りに住んでいたことから、キャロル・アベニューを訪ねる機会が何度かありました。

 

 

アンジェリノ・ハイツはロサンゼルスで最も古い街の一つで、この通りには1800年代の終わりごろからビクトリアン・ハウスが次々に建設されました。通りに建つ家すべてがビクトリアン・ハウスで、その風景を眺めているとまるで昔のアメリカにタイムスリップしたような錯覚にとらわれます。そしてこれらの家は多くの映画やテレビに登場しています。

 

最も有名なのはマイケル・ジャクソンのミュージック・ビデオ 「スリラー」で、最後のシーンは1345 Carroll Avenueの家で撮影されました。

 

上の写真の家は、キャロル・アベニューでも初期の頃に建てられた家だそうです。現在はこの通りの1300番台の家はすべて国の歴史的重要建造物に指定されています。

 

ビクトリアン・ハウスの特徴は、丸い出窓や玄関前のポーチそして玄関ドアにはステンドグラスのはめ込まれているものも多いようです。

 

 

 

また塔のようなとんがり屋根のある家もあります。そして外観はほとんどの家が各パーツごとに鮮やか色彩に塗り分けられ、とてもゴージャスな眺めです。

 

この通りに持ち家のあるプラナリア先生は、歴史的な家を維持していくのは経済的負担も大きいと言っていました。そしてこの通りの住人はこの街にとても誇りを持っていて、街をどのように後世に伝えていくか継続して話し合っているそうです。

 

 

ポーチには籐のテーブルやいすが置いてあり、住人はお茶や夕涼みを楽しみます。

 

 ビクトリアン・ハウスの内部も建てられた当時のスタイルが保たれています。また当時はなかった空調や台所の設備など、家の持ち味を損なわないように改造や補修されています。

 

 

アメリカは歴史の浅い国で、特にロサンゼルスは東海岸の街と違い歴史的な趣はあまりありません。しかしキャロル・アベニューは昔の人々の生活を偲ぶことの出来る貴重な場所です。

 

 

皆様もロサンゼルスに行く機会があれば、是非キャロル・アベニューのビクトリアン・ハウスに足を運んで、古きアメリカを味わってみて下さい。