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小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

絶対裏切らない人 ドミニカ・ジョージ

美しいもの、美しい人、美しい場所

長いアメリカ生活を私は多くの人達に助けられながら、乗り切ることが出来ました。その中でも、常に精神的サポートを与えてくれた人がいました。

 

その人の名はドミニカ・ジョージ。子供の頃に大家族でイタリアから移民して来た人です。本当の姓はジョルジオだったらしいのですが、移民の際担当官によって英語的な名前に変更さたというから驚きです。

 

裏切らない人

ドミニカは私がこれまで出会った誰よりも正直で絶対に他を裏切らない人です。しかも心優しく会うとホッとします。また自分をしっかり持っていて、優しい人にありがちな長い糸にまかれるようなこともありません。

 

彼女は他人を決して謗ることがないのです。たまに意地悪な上司や、心無い同僚の話もするのですが、話し方に悪意が無くゆったりと、客観的な見地から話しているのが良く分かります。ですからドミニカと休日に会っていると、とてもリラックスやリフレッシュ出来るのです。

 

心理セラピストへの道を示してくれた人

 

私がドミニカと初めて会ったのは、大学の教室でした。彼女はそのクラスで私の右前方の席に座っていました。彼女の横顔を後ろから見た時なぜか「あ、この人.....」と思ったのを思いだします。

 

「この人」の後に続く言葉が何だったのかは未だにわかりません。もしかしたら「あ、この人とは長いお付き合いになるな」だったのかもしれません。

 

ドミニカと私は大学卒業後、これからどうしようかと思っていました。カリフォルニア州では大学の心理学位だけでは専門職に就くことは出来ません。もし心理学の分野で専門職に就きたければ、大学院に行く必要があります。

 

するとある日、彼女から「大学院の教授に会いに行くアポを取ったから、一緒に行こうよ」と言ってきました。私は特に大学院のプログラムに入りたいわけでもなかったのですが、その時会った教授の懇切丁寧な説明で次の学期から入ることになりました。それは心理セラピスト(カウンセラーともいう)になるためのプログラムでした。

 

提出物を添削してくれた人

英語は私にとって第二言語であり一応読み書きは出来るものの、大学院の提出物は誰かに添削してもらう必要がありました。ドミニカは普段の宿題ペーパーから博士号論文に至るまで、すべてを添削してくれました。

 

他の人に添削を頼んだこともありましたが、その場合変えすぎて私の作文ではなくなってしまうのに対して、ドミニカは私が何を表したいかを良く理解し、変えすぎずしかも洗練したものに格上げしてくれました。ドミニカの心理学系文章の添削技術はプロ並みで、実際添削専門家として働いている人たちよりはるかにレベルの高いものでした。

 

ドミニカがいなかったら、大学院に行ってセラピストになる道を選択していなかったと思います。仮にしたとしても、途中で挫折していたのではないでしょうか。

 

 

ドミニカとの友情は、私にとって大切な財産です。