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小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

初心者による初心者のための江戸弁入門

美しいもの、美しい人、美しい場所

標準語しか知らない私にとって方言は永遠の憧れです。方言を使う人達の中には恥じて矯正する人もいるかもしれませんが、私には方言を使う人達がとても素敵に見えるのです。

 

東京にも江戸弁というのがあり、標準語とは異なります。亡くなった父は東京都台東区の生まれで「ひ」と「し」が反対になる癖がありました。気をつけている時は別ですが、「新橋」が「ヒんばヒ」になったり、「品が良い」が「シンが良い」になったりします。

 また江戸弁には独特のイントネーションやリズムがあり、今でもテレビなどから江戸弁が聞こえてくると、父の思い出と共に郷愁が胸をよぎります。江戸弁達人の義理の弟は銀座の生まれで、「そこをまっすぐ行くと左手にあります」は「そこをまっツぐ行くと、シだり手にあります」という具合です。なんともユーモラスでキップが良い響きです。

 

 

江戸弁は下町言葉と言われ町人社会で発達したのに対し、東京山の手言葉は武家社会で発達したようです。参勤交代のあった武家社会では、もともとの武家言葉に加えて地方各地の言葉の影響も受けたらしく、それが現在テレビなどで話される標準語になったそうです。

 

 

また、父がかつて使っていた言葉には、「うまい」が「うめぇ」、「小さい」が「ちべぃ」などがありました。私が高校生の頃はこれらの言い回しが下品に感じて少しイヤだったのですが、今ではこれも美しい江戸町人文化の名残りと思うと、消えて行ってしまうのがとても残念です。

 

 

もうほとんど使われなくなったカッコイイ江戸言葉

「とーんとくる」 惚れた

「肴荒らさねぇ」 つまみはいらない

「手銭」 自腹

「黒っぽい」プロらしい

「おっこちる」ぞっこん惚れる

「成る口」 酒が飲める口

「あたぼうよ」あたりめぇだ

「てやんでぃ」何を言ってやがるんだ

「間尺に合わねぇ」わりに合わない

 

下記のサイトを参考にしました

bjtp.tokyo