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小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

知られざる安らぎスポット  レイク・ヘンショウ

懐かしの南カリフォルニア 美しいもの、美しい人、美しい場所

初めてレイク・ヘンショウを知ったのは、サンディエゴ郡にあるパロマー天文台を訪れた帰りでした。76号線を南下し79号線に乗り換える少し手前で、前方左にに突然湖水が見えてきました。

これはいったい何だろうと地図を広げると、レイク・ヘンショウと記されています。1923年に建設された主に農業用水用の人造湖だそうです。

 

しかし少しも人工的にに作られたとは思えない景観です。なぜならこの辺一帯は自然保護区で建物の建設を禁じられているため、展望台からから見下ろす広大な眺めは大自然そのものだからです。聞こえてくる音はたまに通る車を除けば、そよそよとした風や鳥のさえずりのみです。

まず展望台から湖を眺めその広大さに圧倒されました。その後水辺まで降りて行くと、なんとも不思議な感覚を覚えました。どのように表現すると一番的確か悩むところですが、とても心地よい空間に迷い込んだような、異次元空間に吸い込まれるような気持とでも言いましょうか。魂が浄化されるような感覚です。

 

個人的にはお清めスポットと呼んで、気持ちがすっきりしない時は「レイク・ヘンショウに行こう」が恒例でした。このあたりにはアメリカンインディアンの居住保護地区も点在しています。大昔からアメリカンインディアンは清浄なる土地を探し居住したとの言い伝えもあるので、このあたり一帯も知られざる聖地なのかもしれません。

 

この湖をいろいろな季節に幾度となく訪れましたが、どの季節に行ってもホッとする印象は同じでした。しかもこの湖の存在はあまり知られていなくて、こんなに素敵な場所なのに夏の観光シーズンに行っても人がほとんどいないのです。

 

保護区として規制があり商業化出来ないのが一番の理由でしょうが、それが私にはとてもありがたかったです。

この湖を訪れる人は主に釣りやキャンプまたハイキングなどが目的です。魚は主にナマズと鯉が釣れるそうです。バイクのツーリングのグループも見かけたことがありますが、その集団でさえうるさくなかったですね。

このあたりで唯一の建物はレイク・ヘンショウ・カフェです。正面の看板にはリゾートと書いてありますが、リゾートのイメージから程遠い鄙びたレストランと土産物屋を兼ねた店です。

このカフェは隣接するキャンプ場の管理もしています。

水量は管理されているので、水がとても少ない時もあります。春は水のない場所に花が一面に咲いて本当に美しい。

私の友人達も訪れた人は一様に私と似た「なんとも不思議な場所」という感想を述べていました。

春になると湖水近くの木の上にアメリカンイーグルがたくさん巣を作って、地上から肉眼でヒナが首を伸ばしているのを見ることが出来ます。

究極の静寂を体験出来るところ。この景色を見ているとつくづく生きていてよかったなと思います。

レイク・ヘンショウには若返り効果があると聞いたことがありますが、ネットで調べても記述が見つけられないのでどうやら都市伝説のようです。しかしこの景色を眺めていたら、本当に若返るかもしれません。

皆さまももしサンディエゴに行く機会があれば、レイク・ヘンショウまで足を延ばすことを是非お勧めいたします。