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小さなミラクル通信

一日ひとつ小さなミラクル = 心のサプリ

品格シリーズ No1 トイレのおきて

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つい最近日本に永住帰国した 私にとって、久しぶりの日本の生活はとても新鮮です。特に住んでいたアメリカでは到底考えられないような質の高いカスタマーサービスに、すっかり心を奪われております。

もちろんアメリカに良いところもたくさんあるように、その反対に日本にだってダメなこともあると思います。しかし昔からいろいろなことに工夫と改善をし続ける日本人は、いろいろな点で質の高い民族だと思います。

「.....の品格」というのがブームになりました。そこで日本社会の品格を表すような例を、時々取り上げてみたいと思います。あくまで長いアメリカ暮らしでちょっと曇った私のレンズを通したものですので、どうぞ悪しからず。

              

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私がアメリカに移住したのは1986年のことでした。その当時日本では公共の女子トイレで並ぶ際、一つひとつのドアの前にどこが早いかカンをたよりに並ぶというのが常識でした。ただこの方式だとすごく当たり外れが出るんです。

それはもし自分の並んだドアがなかなか開かないと、後から来た隣のドアに並んだ人が、ラッキーにも先に用が足せるというわけです。そしてこれが、ある時世間の話題として取り上げられました。90年代の中ごろのことだったでしょうか。

                                   

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ポイントはこうでした。「これまでの並び方は不公平が出てよろしくない。もしトイレのメインドアのところから一列に並べば、開いた順に先頭の人が使えるので公平である」というものでした。

当時ロサンゼルスに住んでいた私は、そのことを新聞で読みながら「これまで長年慣れ親しんだ一般人の習慣を、急には変えられないんじゃないかな」と思ったのを覚えてます。

                

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そしてそれから数か月後に里帰りした私は、皆が新しいトイレの並び方をすっかりマスターしているのを目のあたりにして、「日本人は何とすごいことよ」とホトホト感心したのでした。

こんなこと当たり前と思ったそこのあなた様、外国に行くと日本人の学習能力の高さ見直しますよ。